ブリョあき保管庫 第36話〜第40話
第36話:生物(ナマモノ)地球紀行 |
ブゴリョォオッ!!酷寒の北海道の冬を何度も生き抜い逞しい雄鮭が、白雪の菊穴にその身をねじり込む! その数6匹・・さすがの白雪も表情が歪む。 雄鮭が目指すのは、白雪の腸内にみっしりと産み付けられた無数の鮭の卵。 彼らは受精を遂げるために、石狩川をはるばる上って最上流に鎮座する白雪の菊門をこじ開けようとしているのだ。 雄鮭たちの眼は、「繁殖此れ生命の唯一にして且つ最大の目標也!!」と語るかのように、らんらんと輝いている。 バゴリョォオ!!遂に雄鮭が白雪の腸内に侵入した!!プッシャァァァァァァ!!白雪の尻穴からほとばしる乳白色の生命の悦びの精液しぶき!! そして、次の瞬間!「しびぃ―っ!! で、出るっ、親子丼、出ちゃうでぃすの―っ!!」グボオォンッ!!ブリョブリョリョ―――!!! 白雪の尻穴から、白雪のケツ圧でミンチにされた雄鮭、早くも孵化に成功し、イクラを背負った鮭の稚魚、そしてなぜか予め仕込まれていた北海道産米きらら397が噴出した!! ミンチになりながらも、雄鮭たちは人生最大の目標の達成に満足気な笑みを浮かべた。 止め処なくあふれる涙を拭うとしあき。この涙は、飛び散ったウロコが目に入ったからだけではない。 |
<解説> |
勢いのある作品。た まにテレビで鮭の川登りのシーンをやってますけど、鮭の目がイッちゃってて怖い。 本能むきだしヤングアニマルって感じ。 |
第37話:白雪の尻穴を開かすな!! |
ミチ・・・ミチ・・・・。「んふぅぅぅうう〜、頑張って出すでぃすの〜ッ」 ここは和歌山県JR紀勢線江住〜和深間の線路上。 鹿による電車との衝突事故が毎月絶えなかったため、鹿避け対策として白雪の糞を撒くことにしたのだ。鹿を寄せ付けないためには、相当な悪臭便が必要だ。 そのため、白雪にはここ3ヶ月間、八丈島沖で上がったムロアジしか与えていない。 すでに辺りには白雪の凄まじいまでの体臭が漂っている。こいつは期待できそうだ。 ・・・カタンカタン・・・・・カタンカタン・・・・カタンカタン・・・ 列車が近づいてくる。 微妙な振動のリズムが、線路を通して、線路にまたがる白雪の排便神経パルスに同調した!! 白雪はそれまで閉じていた両眼をカッと見開き、 「ぷすぅ――っ!!で、出るっ、妹姫竏門非処女宮流究極奥儀、クサヤ天舞宝輪、出ちゃうでぃすの――っ!!」グポオォンッ!!ブリョブリョブリョ―――ッ!!! 鼻をつんざく煉獄臭!!としあき達の嗅覚はもちろん、嗅覚、聴覚、触覚までもが一度に奪われた。 唯一残されたのは、味覚。 列車が眼前に迫る中、線路上に散らばるクサヤ便を無心で舐め取るとしあき&JR西日本職員。 男達は、八丈島の風をセブンセンシズで感じながら、逝った。 |
<解説> |
クサヤはぜひ一度扱ってみたかった食材。 作者は以前にクサヤを食べたことがあるが、しょっぱすぎて味なんぞわからなかった。 本作の元ネタである、鹿よけにライオンの糞を撒く話は『トリビアの泉』でも紹介されていたが、それはニュース等で散々放送された後のことだった。 非常に興ざめだ。 |
第38話:フィリピンナタデココ長者の悲しみ |
ギュルギュルギュルギュルッ!!!「兄さま・・・もう我慢できないでぃすのぉ・・・。」 大量のココナッツミルクを浣腸された白雪が、妊婦のようになった腹をさすりながら呻吟する。 そんな状態の白雪に前転・後転・側転・スクワット300回等の激しい運動を命じるとしあき。 挙句に、白目を剥きながらココナッツミルクの涎を垂らす白雪。 「よし・・・そろそろ頃合かな。」ズッポーン!!としあきがアナルプラグを白雪の尻穴から引き抜く! 「ずみぃ―っ!!で、出るっ、ナタデココ、出ちゃうでぃすの―っ!!」グボオォンッ!! ムリョムリョムリョムリョゥ――ッ!! 白雪の腸内細菌がココナッツミルクに含まれる植物繊維スクロースの醗酵を促し、ナタデココを生成させたのだ。 高く突き出した白雪の尻から、みるみるうちに天高く伸び上がっていく半透明の臓物御柱!! それは、石膏で型を取ったかの様に、白雪の直腸から食道までの全ての消化器官の形を正確に写し出していた。 あの激しい運動は、白雪の内蔵壁全体にまんべん無くココナッツミルクを渡らせるためだったのだ。 「小腸にポリープが出来とるよ。おっ、あんた盲腸を切りなさったね。」 医師に体内を詳細に診察され、悶絶する白雪。今日は、人間ドックの日だ。 |
<解説> |
白雪の腸に詰められるものの多くに「小さい無数の粒状の物体」「ヌルヌルとしたゼリー状の物体」があるが、ナタデココはその後者の典型。 「ナタデココを出そう!」と思いついたまでは良かったが、ネタを捻り出すのには大変苦労した。 ちなみにナタデココの原料はココナッツミルク。 画像のムリョウは擬音の「グボオォンッ!! ムリョムリョムリョムリョゥ――ッ!!」より。 ちなみに作者はムリョウを見たことは無い。 |
第39話:精霊流し |
九月の大阪。優勝の歓喜に沸く大勢の阪神ファンによって、道頓堀は市民プール的イモ洗いの様相を呈している。 大腸菌も気にせずヘドロに漬かる虎ファン。積年の鬱憤を晴らすかの様な浮かれ具合だが・・・。 「!!?」上流から無数のぼんやりと光る球体・・・蝋燭の刺さったプロ野球の公式球が流れてくる。 「ボールに文字が彫ってある!?スチーブンス、33番だと?こっちはクラーク、25番!?」 そう、これは帰らぬ者への哀悼を込めた、季節外れの精霊流し。 「よっ、よっしゃ―――ッ!!で、出るっ、姫のバファローズ愛、溢れ出ちゃうでぃすの―っ!!」グボオォンッ!ボロンボロンブォロ――ッ!! 道頓堀川の源流、大阪城公園北を流れる大川に中腰で踏ん張る白雪の尻穴から、ロボピッチャの玉の様に発射されるボールたち。 「福留、1番・・・。白雪、お前はまだ福留のことを・・・。」 阪神優勝の陰で蔑ろにされる大阪の近鉄ファンたちの気持ちを代弁するかの様な、白雪の暴挙。 長月の夜空に耳をすませば、さだまさしの唄が聴こえてくる。 白雪の怨念が通じたのか、以後数ヶ月間、道頓堀にダイブした哀れな阪神ファンは、大腸菌なぞ比較にならないほど危険な、白雪の腸内悪玉菌に侵されることとなる。 |
<解説> |
阪神がいよいよ優勝、という時期を見計らって作成され、優勝決定の瞬間に貼られた作品。 当時の二次裏は祭り状態だったので、スレに最初に書き込まれるのに数分かかった。 現在ヨッシャー佐々木が中日で福留のコーチを務めていることについて、白雪はどう思っているのだろうか。 |
第40話:ミラクル・ガール |
「有効!」必死に体をよじらせ、一本を回避する白雪。さしもの白雪も、「キューバの黒豹」にかかっては形無しだ。 やはり、白雪の体重を無視して78kg級に出場させたのは間違いだったか。 「!?」会場がどよめく。白雪が、技を喰らった体勢のままででうずくまっているのだ。 ちょうど黒豹の方に尻を突き出すような格好だ。 (チャンス!)すかさず白雪の体をひっくり返し、押さえ込みに持ち込もうとして突進する黒豹!!誰もが白雪の敗北を悟ったその時・・・ 「たッ、TAWARA――っ!!で、出るっ、サトウキビ、出ちゃうでぃすの―っ!!」ニョキニョキニョキ―!! 白雪の肛門から伸びる若々しいサトウキビ糞!!「一本!」大阪城ホールが、揺れた。 審判がそう叫ばずにはいられない程の、見事な一本糞だった。 「父サン・・母サン・・・。」 故郷のサトウキビ農場を継ぐことを頑なに拒み続け、柔の道をまい進してきた黒豹の目に涙が浮かぶ。 その時! 「谷ぃ―っ!!で、出るっ、ラム酒、出ちゃうでぃすの――っ!!」グボオォンッ!!ブリョブリョブリョ――ッ!!! 白雪の腸内で醗酵したサトウキビの糖蜜が黒豹の顔面に降り注ぐ! 「カストロ国家評議会議長万歳!!」「かけ逃げ!」大阪城ホールの揺れが、おさまった。 |
<解説> |
スポーツ時事ネタ物。世界柔道編。 上から6番目の、カストロ国家評議会議長の画像は、なかなかヒットだと思う。 |
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