| 第31話：銀座（ヤングモノポリー表記）、７マス前の攻防 |
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| ざわ・・・ざわ・・・・・。空気が澱む。 「どうしたんだね、としあき君？早くサイ コロを振りたまえ・・・。」トイメンの兵藤会長が意地悪く微笑む。 としあきの現在地はノースキャロライナ通り。会長の所有するボードウォーク（ホテル付き）まで７マスの距離だ。 ダイス２つだと、７は最も出易い数字だ。まずい。この状況でボードウォークに振り込むと、確実にハコをかぶることになる。 としあきは今日までに既に 何度かハコをかぶっているので、白雪の目や耳はもちろん、ケツ毛までむしられていた。 「逃げるわけにはいかない。」意を決し、サイコロを振るとしあき。コロコロ・・・一 つ目のサイコロが３を示し、もう一つのサイコロが４を示して盤上に止まろうかというまさにその時！！ 「ひぎぃ―――っ！！で、出るっ、妹姫肛虐流超秘技、サイコロ 大海嘯'03ッ、出ちゃうでぃすの―――っっ！！」グボオォンッ！！ブリョブリョブ リョ――――！！！ 白雪の肛門から無数のサイコロが生まれいずる！盤上に押し寄せる津波の如きサイコロの大波！！ 白雪の大活躍により、ゲームは流れた。 しかし、 ゲームを乱したペナルティとして、焼き土下座＆地下王国送りと相成った（白雪 が）。 |
| ＜解説＞ |
| カイジシリーズ第１弾。白雪の秘奥儀、初炸裂。 また、本作品の画像は、白雪スカSS 画像史上、１、２を争う手間の掛けよう。 「刑務所へ行け」のコマや、チャンスカー ドのコラも自作。まあ、大したことはなかったが。 焼き土下座マシーンのCGは拾い物。作った人、素直にすごいと思う。 |
| 第32話：真説・竹取物語 |
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| 「兄さま、姫はもう帰らなきゃでぃすの。」ある満月の晩に、白雪は唐突にそう言った。 白雪を本当の妹として10年余、育て続けてきたが、とうとうこの日が来てしまっ たか・・・。 だが、仕方ない。兄として、妹の旅立ちを見守ってやろう。 「で、出 るっ、ウンコ、出ちゃうでぃすの―っ！！」グボオォンッ！！ブリョリョ――！！ 毎度の事ながら、「人間には不可能など無い」と思わせる程の大量の赤色便を分娩する。 このところ一週間、赤味噌しか食べさせなかったためだ。白雪はその赤味噌糞を後足で丸めようとするも、粘度が低いせいか、うまく球状にまとまらない。 手伝ってやりたいが、それは出来ない。白雪の人生の門出が、糞味噌な結果に終わらないこと を切に祈るばかりだ。 全身を真紅に染めながら、ようやく糞玉が完成した。後足で丁 寧に地下の巣穴に運び、卵を産みつける白雪。 産卵の際に、アオウミガメのように涙を流す白雪を見て、思わずもらい泣くとしあき。 来年の春には白雪の可愛い子供達が 地中から産声を上げることだろう。 スカラベの語源は「スカトロジー・ラヴ」（民明 書房刊『ファーブルと中国拳法』より）。 白雪が去った後には、名古屋色の風が吹いていた。 |
| ＜解説＞ |
| かぐや姫が月に帰るなら、白雪姫は地下に帰っていこうと。 白雪姫は、実は地底人だったんだ！な、なんだっｔ（略 ちなみに作者のブリョあきはドラゴンズファン。 |
| 第33話：パニック・イン・熊本 |
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| 「んひぃぃいっ、早くン、早く抜いて下さいでぃすのぉおぉ！！！」 直径14センチ、 大根ほどもある極太蓮根を尻に挿した白雪が懇願する。 白雪は一見、嫌がっているように見えるものの、蓮根の穴から数秒おきに「ブビュっ ブビュっ」と断続的に噴き出す腸液が、彼女の性感を明確に物語っている。 全裸で四つん這いになり、高く突き出 した尻の蓮根の穴から腸液のシャボン玉を飛ばす白雪は、ここ熊本でも外国人観光客 の注目の的だ。 “Oh,Japanese Sister-Princess!” 蓮根の穴に光学ズームレンズを押 し当てられ、腸壁のヒダヒダや繊毛の一つ一つまでを接写される白雪。 フラッシュが 刺激となったのか、次の瞬間！！ 「ぶわってんん―っ！！出るっ、熊本名物カラシレ ンコン、出ちゃうタイでぃすの―っ！！」グボオォンッ！！ブリョモッコスブリョ ――ッ！！！ 白雪の宿便は、腸内の蓮根内部を全て満たしても飽き足らず、蓮根の先端から黄色いトコロテンを降らせる。 熊本城をバックに、頭から糞を被るのも気にせず、“Disno！！ Disno！！！”と連呼しながらシャッターを切り続ける外国人観光客たち。 ウエブスターの辞書に“Disno”という単語が載る日もそう遠くはないだろ う。 |
| ＜解説＞ |
| よく、外人が日本人海外旅行者に対して抱くイメージとして、「やたらとカメラの
シャッターを押しまくる」というのが挙げられるけど、日本に来ている外国人観光客
もそんな感じだと思う。 ブリョモッコスブリョ――ッ！！！ |
| 第34話：桜島大根の下には白雪が埋まっている |
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| 「DEATH･･NO･･･DEATH･･NO･･････」火山灰の大地に尻だけを覗かせて、白雪が呻く。 最近はめっきり口（尻）数も減った。白雪が植えられて以来、食事は強制的に、尻に挿したじょうごを通して１日８回、与えられる。 ＪＡ鹿児島のためだとしても、兄として妹にこんな虐待を強いるのは間違っているのかもしれない。 だが、そんな日々も今日で終わりだ。今日は待ちに待った白雪の収穫の日なのだ。 だが、白雪がなかなか地面から抜けてくれない。火山灰の層の密度が予想以上に高いのだ。 ｽﾞヌﾙｯﾎﾟｫｵﾝ！！！おばあさん、まごむすめ、いぬ、ねこ、ねずみを手伝わせて、ようやく下半身だけ引き抜いた。 火山灰まみれの白雪の下腹は、フォアグラ鴨そのものだった。 桜島独特の柔らかい土が、白雪を圧迫することなく肥えさせたのだ。 ＪＡ鹿児島職員一同に視姦され、白雪の桜島が噴火した！ 「ぴぎぃ―っ！！で、出るっ、桜島大根、出ちゃうでゴワスでぃすの―っ！！」グボオォンッ！！ブリョブリョブリョ―――！！！ 同時刻、本家の桜島も負けじと活動を再開した！！「犬神家の一族」状態の白雪を置いて避難する一同。 来年には、白雪は桜島を潤す立派な肥料となっていることだろう。 |
| ＜解説＞ |
| ちょっと判り辛いかもしれないけど、腸内に桜島大根を仕込まれた白雪が地面に植えられている、という図です。 おばあさん、まごむすめっていうのは童話『おおきなかぶ』より。 桃鉄だと、鹿児島は台風の被害は受けるわ、桜島は噴火するわで散々ですよね。 |
