| 第26話：宇宙（そら）へ・・・ |
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| サラサラサラサラ・・・。白雪の肛門に、大量の火薬が流し込まれる。 白雪の腹は、全盛期の大乃国を孕んだかの様にパンパンに膨らんでいた。 日本発の国産有人宇宙飛行。白雪 は、「固形燃料ロケット」「宇宙船」「飛行士」の一人三役をこなすという、斬新な 計画の第一号実験体に選ばれたのだった。 この計画には問題が一つあった。白雪の体内の火薬が、絶対的に足りないのだ。 火薬の爆発以外の推進力が他にあれば・・・。だ が、としあきには秘策があった。 発射当日、チャッカマンを白雪の肛門に挿し、点火 すると・・・。 「はひぃ―っ！！ で、出るっ、ヘビ花火、出ちゃうでぃすの――っっ ！！」グボオォンッ！！ムリョムリョムリョ―――ッ！！！ あらかじめ白雪の腸内に 仕込んでおいた200キロものヘビ花火が膨張し、肛門から凄まじい勢いで噴出される！ 灰色の御柱を形成し、白雪の体を空中へ押し上げていく！そして、遂に地球の引力 を振り切った！！ 「兄さま、地球は青かったでぃすのぉお！！！」 次の瞬間、宇宙に紫色の花火が上がった。地球からシリウスまでの距離は8.7光年。 計画は失敗したが、８年後のシリウスの住人に、あの美しい光が届く事に想いを馳せるとしあきだった。 |
| ＜解説＞ |
| 白雪スカSSは、遂にその舞台を宇宙へと広げる。 参考資料はあさりよしとお先生の 『まんがサイエンス』２巻。とても面白いのでお勧め。 画像の紫色の花火は、白雪の髪が紫色なので。 私は紫色の花火っつーのは、生では見たことが無い。 |
| 第27話：癇癪と色気 |
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| 「で、出ないっ、ウンコ、出ないでぃすの――っ！！」 暴力的な便意に反して、全く 躍動しようとしない自らの腹腸筋に苛立ち、尻をくねらせる白雪。 極上の便秘便を生成させるために、白雪にはこの六週間の間、食事は生のジャガイモしか与えていない。 ジャガイモは繊維質が非常に少ない野菜だ。 「ただ便秘にさせるためなら肉類を 摂取させれば良いのでは？」というのは素人の考え。 肉類は糞に余計な臭いが付き過ぎる。排出させる時にも薬などは決して使用してはならない。 白雪の唾液、胃液、胆 嚢汁、腸液、その他全ての消化酵素や分泌液を味わい尽くすためには、純粋な糞が求められるのだ。 「さて、そろそろ頃合かな。」白雪の手の親指と人差し指の股の間にある合谷という便秘のツボを強く突き押すとしあき。 すると・・・ツボロオォンッ！！ ボットォオオオン！！！ 巨大なユリ根状の糞塊が噴出される！！ユリ根糞はその巨塊の一つ一つが、ソユーズが燃料の尽きたエンジンを切り離すが如く細かい小根に分解する。 としあきがツボを刺激する度、面白いようにユリ根本体が排出され、今やとしあき宅の台所一面は黄河畔の砂に匹敵するほどの便塊に埋め尽くされようとしてい た。 |
| ＜解説＞ |
| ユリ根が分解する絵と、ソユーズのエンジン分離の瞬間が線で繋がった結果、生まれ
た作品。 「出ないでぃすのーっ！！」は珍しい。 豆知識。「黄河砂」っていう数の単 位は実在します。実生活ではまず使われないでしょうが。 |
| 第28話：スウェーデン≒フリーセックス |
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| グルグルォボルグォボルンッ!! 白雪の下腹部に、外からでもはっきりとわかる位の巨大な気泡 が波立つ。 白雪の腹は、「最早痩せることは人類にとって最大の害悪である」という論理で自分を騙し続ける哀れなオペラ歌手のようにパンパンに膨れ上がっていた。 白雪の体内に新鮮なニシンを詰め込んで半年。機密性を保つために、尻穴には蝋で厳重に栓をしてある。 大分醗酵が進んでいるようだが・・・ 「くひぃいいいい、シュール ストレミング、出ちゃうでぃすのぉ―――っ！！」ズッポーン♪ブリョブリョブリョ ――――ッ！！！ 蝋栓が勢い良くテイク・オフした後で、ニシン、ニシンの稚魚、そ してカズノコが脱兎の如く排出される！ 周囲に凄まじい悪臭を撒き散らしながら、 ビッチビッチと生命の悦びをかみ締め、跳ねるニシン。 その目は洞窟魚のように退化して無くなっていたが、白雪の腸内で生き抜き、繁殖まで行っていた。 一匹のニシンをカズノコ入りの白雪の腸液で胃に流し込むとしあき。骨まで柔らかい。 口の中でカズノ コが弾ける度、「Hatten ar din」の調べが聴こえてくる。 優しい、スウェーデンの風が、吹いた気がした。白雪がニシン御殿を建てる日も、そう遠くはないだろう。 |
| ＜解説＞ |
| 画像のオペラ歌手の人、NHKの連想ゲームの再放送（すごい昔の）で見たんだけど、
当時は今ほどひどくなかったんだなあ。 シュールストレミングですか。臭いものほど うまいっていうから、意外と美味かも。 Hattenは初めてフラッシュを見たときには衝撃を覚えた。ニ シン御殿っていうのは、北海道でニシンがものすごく大漁だった時代 に、羽振りの良くなった漁師さんが金に任せて建てた大邸宅。 今でも残っているもの もある。 |
| 第29話：せつないプラスチック・パラダイス |
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| ジャラジャラ・・・白雪の腹の中で無数のプラスチック球が踊る。 肛門の蕾が一瞬膨ら み、一つの玉が産声を上げる。コロンッ。「赤玉・・・７等、ティッシュでぃすの。」 今年も人間福引き器として、町内会にバイトとして雇われた（時給６５０円・玉一つ 出す毎に１円の特別手当有）白雪。 耳元に仕込まれたレシーバーの指示に従い、どのタイミングで何等の玉をひり出すのかを自在にコントロールできる能力を買われての事だった。 だが、一昨年の福引きキャンペーン期間中には、白雪が下痢だったため、 ６等の茶色玉しか出ず、去年は持病の切れ痔が再発して、７等の赤玉しか出ないとい うハプニングがあった。 その点、今年は、白雪の体調管理に関しては万全を期している。 「おい、次は県会議員の徳丸先生だ。わかってるな。特賞だよ。金、頼んだぞ。 金だぞ。」 町内会長の指示がレシーバーに入る。ジャラジャラ・・・ 「のにぃ――っ！！ で、出るっ、ハワイ旅行、出ちゃうでぃすの――っ！！」グボオォンッ！！ブリョ ブリョブリョ――――ッ！！！ 地元の名士の顔面に降り注ぐ少女の見事なまでの黄金 ！！！ 徳丸議員が特殊な趣味を持っていなかったなら、白雪の命は無くなっていた所 だ。 |
| ＜解説＞ |
| 徳丸議員はベルギー人。必殺技は「ノンノンノン」。 ながいけん先生の漫画にも登場。わんぱくでもいい。 わかってくれる人だけわかってくれればいい。 |
