ブリョあき保管庫 第101話〜第105話
第101話:古事記による国生み神話 |
まだ日本列島は無く、どろどろとした混沌の海が白雪の尻穴の中に存在していた時代。 天つ神から「この漂へる国を修め理り固め成せ」との命を受けたとしあきが、その怪力で天の沼矛を振るう。 ゾプッン!ヂュヌル・・・ゴリゴリィッ!!「あめのうきはしぃ―っ!兄さま、姫、お嫁に行けなくなっちゃうでぃすの――っ!!」 白雪の懇願も聞かず、としあきは餅つきの杵のように沼矛をヌッポシ、ズッポシ と激しく上下させたかと思うと、 ゴリョゴリョ と石臼を回すが如き回転運動を加えていく。さすがに白雪の責め方は心得たものだ。 「!」頃合を見計らってとしあきが沼矛を白ケツから引き抜くと、「ひるこぉ―っ!!島、出ちゃうでぃすの――っ!!!」グボオォンッ!!ゾップ――ン!!!白雪の尻穴から塩の塊が飛び出し、それがオノコロ島となった!勝機とばかりに 極太の天の御柱を白尻に叩き込むとしあき。 「あめのいわくすふねぇ―っ!!大八島国、出ちゃうでぃすの――っ!!!」 グボオォンッ!!ブリョブリョリョ――!!!さらなる肛虐惑乱に、 淡路島、四国、九州、隠岐、壱岐、対馬、佐渡、本州が飛び出した!! イザナギ、イザナミは兄妹神。日本の黎明は、兄妹の交わりによって幕を開けたのだった。 |
<解説> |
神話って言うのは昔話と同様、結構おいしいネタが転がっていたりします。 イザナギとイザナミが兄妹だったというのは嬉しい偶然。 でも、今回は固有名詞がたくさん出てきて文章をまとめるのが大変だった。 |
第102話:ミクロの決死圏 |
「ふぬおりゃぁあ〜ッ!!でねえ、姫の御ウンチ、全然でねえでぃすの〜〜〜ッ!!!」 プスン!プスン!しけた卑屁がふてくされた音を上げる。白雪の尻からは、いつものような豪快な排泄音は聞こえてこない。 今回の糞詰まりは相当酷そうだ。ってことで、鞠絵を不思議光線でミクロ化して、白雪の便秘を解消させようってわけ。 抵抗する鞠絵をまきざっぽで殴りつけ、ミクロ化し、吸い飲みで白雪の口から潜行させる。道中、食道に入りこみそうになったり、胃液で溶かされそうになりながらも何とか大腸の糞壁まで辿り着いた。これをドリルで破壊すれば、任務完了だ。しかし! 「アニアニ、アニアニ、オマンマディスノ!コンバンノメニューハ、フニンキメガネイモウトノミートパイ イヌニクソースガケ ディスノ!」 白雪の腸内で独自の進化を遂げた 白雪住血線虫が、その醜悪な姿を現した。前門の寄生虫、肛門の糞壁。 そして迫り来るミクロ化光線の制限時間!万事休すかと思われたその時! 「こ〜らっくぅ〜〜〜っ!!お通じ、出ちゃうでぃすの――っ!!!」 グボオォンッ!!ブリョ、ブリョ、リョ――!!!突如発動した、白雪の火事場の糞力。 全身毛穴まで糞まみれになって横たわる鞠絵の惨状に、ミカエルさえも鼻を塞いで一目散に逃げ出した。 |
<解説> |
まんま映画『ミクロの決死圏』が元ネタ。まあ僕は観たことないんですけど。 今回は珍しく鞠絵が主人公なんですが、何もしてません。 白雪住血線虫の得意料理は『不人気妹のミートパイ犬肉ソースがけ』。 画像のグロい生物は寄生虫なんだそうですが、なんという名前かは忘れた。 |
第103話:星糞の彼方に・・・ |
「えへんむしぃ――っ!!姫の中で、こんぺい糖、育っちゃってるでぃすの―――っ!!!」 ジュラ・・・ジュラ・・・・・。巨大な円盤に磔にされた白雪が懐かしの人間ルーレットのように回転させられる度に、 彼女の武蔵丸の如く膨らんだ下腹からグラニュウ糖の結晶が擦れ合う音が響く。 ルーレットが30回転したところで、氷砂糖を溶かした液に葛の粉を混ぜた特製シロップを1升だけ浣腸する。 この工程を2週間続けると・・・。ガロ・・・ギュロ・・・・・。明らかに以前とは音が違う。 グラニュウ糖の核に、シロップ、腸液が何層にも重なり、成長を遂げた証だ。 ブビュッ、ブビュッ。金平糖に独特の棘が白雪の腸壁を不規則に刺激し、腸液の出も活発にさせる。 武蔵丸腹の膨れ具合も、以前は現役時代程度だったのが、引退記者会見時クラスにまで達している!ああ、そして!! 「ちゃん☆ら――んっ!!コンペーちゃん、出ちゃうでぃすの――っ!!!」 グボオォンッ!!ブリョブリョリョ――!!!白雪の肌のように潔白な、そして異様な大きさの金平糖が夜空に舞う。 それはまるで、♪星屑のStage 涙を敷き詰めて 約束だね この歌 俺 Cry Cry Crying 歌うよ 歌うよ Forever・・・ |
<解説> |
こんぺい糖、原料はただのグラニュー糖なのに、やたらとおいしく感じるのは何故なのか。 砂糖粒の上に繰り返しシロップをまぶし、何層も結晶を重ねていく過程が、真珠に似ていると思う。 ところで武蔵丸は総合に進出しないんでしょうか? |
第104話:被虐のソムリエ・白雪 |
プジュルルッ!!ピスピスピスピス!!!白雪の尻穴にはめ込まれたコルク栓から、紫色の醗酵汁が泡を立てて噴き出す。 括約筋が脱肛したかのように裏返り、今にもコルク栓を発射しそうな勢いだ。あわててとしあきが押し込むと・・・。 「やぶへびぃ―っ!!ボージョレ・ヌーヴォー、解禁しちゃうでぃすの――っ!!」 スポ――ン!!コルクの弾丸が、音速を超える。室内の物を破壊しながら何度か乱反射し、 最後に鞠絵のメガネを割った所でようやく止まった。そして!! グボオォンッ!!ブッシャァアアア!!!若さ溢るる深紫の葡萄酒が注がれる。グラスを回すと、胡桃の様な香りがした。 味わいは、まず最初に新雪が舌先に触れた様な刺激的な酸味が、しかし即座にビロードの様に滑らかな雪解けの味覚が 、口全体に広がってゆく。新しい葡萄に含まれるタンニンがボージョレ・ヌーヴォーの泣き所だが、白雪の腸液が その渋みを包み込んでくれる。感慨無量。っと思ったら!「ビッグ・ザ・ブド―っ!!ぶどうジャム、出ちゃうでぃすの――っ!!」グボオォンッ!!ブリョブリョリョ――!!!としあきの飲みかけのグラスにぶち撒けられる、ドロドロとした流動体。 まあいい。今宵はロシアン・ティーと洒落込もう。 |
<解説> |
ボージョレヌーヴォー解禁に合わせて製作された、タイムリーな作品。 ソムリエがワインを評する時の回りくどい言い回しは、白雪肛虐SSに通じるものがあると思った。 どさくさに紛れて割れている鞠絵のメガネ。 ところでボージョレヌーヴォーとボジョレーヌーヴォー、どっちが正しい発音なのでしょうか。 |
第105話:イチョウ並木は痛快かゆ!うま!!通り |
ボゴオ!!・・・ゴガア!!!白雪の腹中で胎動する、禁断の果実。その悪臭を伴う醗酵活動は、実に凄絶を極めた。 「いちょほぉおお・・・。姫のケツ穴、痒くて痒くて痒くて死んじゃうでぃすの――っ!!」 銀杏の果汁は皮膚に触れると重大なかぶれを引き起こす。敏感な腸粘膜を蹂躙され、白雪は完全に恍惚状態だ。 ブッシュゥウウウ!!時折、白雪の菊の花弁から100%生搾り果肉入り銀杏ジュースが噴き出す。 汁が漏れ出さないよう精一杯に肛門を引き絞ってはいるのだが、絶望的とも言える銀杏の醗酵力の前に 白旗を上げざるを得ない状況だ。銀杏の種子を取り出すには、周りの果肉を腐らせねばならない。 高温・多湿の白雪の腸内がうってつけというわけだ。白雪の意識が彼岸に逝きかけたその時! 「・・・・かゆ・・・うまっ・・・・・!姫の特製銀杏ババロア、召し上がれでぃすの――っ!!」 グボオォンッ!!ブリョブリョリョ――!!!魂を枯らす激臭と共に幕を開ける、裸子植物の人類に対する復讐。としあきは、 舌鼓を植物性糜爛(びらん)症に侵させながらも、銀杏の果肉・果汁・種子総てを味わい尽くすチェキ必至の驚愕スウィーツを 「かゆ!うま!!かゆ!うま!!」と連呼しながら堪能したのだった・・・。 |
<解説> |
秋冬になると香る、凄まじい臭気を放つ、銀杏の果実。これをネタにしないでどうするというのか。 銀杏ババロアの画像は、それっぽいのが見つかって本当に良かった。 もちろん、あの画像は、実際は銀杏ババロアなどではない。 白雪のシャウト「痒くて痒くて痒くて死んじゃうでぃすの――っ!!」は PCエンジンの『ならず者戦闘部隊ブラッディウルフ』に出てくる中ボスの台詞 「熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬぜ」より。北斗の拳にも全く同じ台詞があるらしいが。 |
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