ブリョあき保管庫 第111話〜第115話


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ブリョ雪といっしょtop

第111話:トイレの白雪さん
グボオォンッ!!ブリョブリョブリョ――!!!グボオォンッ!!ブリョブリョブリョ――!!!
「ぶひぃいいい〜、兄さま、姫の便が全然止まらないでぃすのぉ!あと、紙がねえでぃすのぉ〜ッ!!」
若草学園に響き渡る、黄色い声と排便音。白雪は常にドアを全開にしているため、
女子トイレ内の惨事は全校生徒の耳に知れ渡るだろう。3ヶ月連続の浣腸禁止令が今朝解禁され、
早速学校のトイレにて尻をグリセリン溶液で満たそうとしたが、
浣腸器の先が菊門に触れた瞬間、3か月分の糞が溢れ出したというわけだ。
ボットオォン!!ボットオォン!オォン・オォン・・オォン・・・威勢の良いお釣りの音が校舎中にこだまし、エコーが幾重にも交錯する!
としあきの便所紙抜き取り作戦に加え、汲み取り式便器でのお釣り攻勢。白雪の尻はお宝まみれだ。そろそろ許してやるか。
トイレットペーパーを手に、白雪のいつも使う女子便の一番奥の個室に足を踏み入れたその時!
「でぃすのーっ!!」ブリョブリョブリョ――!!!ペロペロッ!!「でぃすのーっ!!」ブリョブリョブリョ――!!!ペロペロッ!!
白雪がひり出すが早いか、便座から顔を出して糞を舐め尽くす、人豚と化した近眼妹。
としあきの胸に去来するは、どす黄土色い嫉妬。そして、明確な殺意。
<解説>
「インドや中国にあると言われる、便器の下に豚小屋が直結していて、
落ちてくる人糞を豚が食べるというトイレ」の画像を探すのが大変だった。トイレのドアを全開にして用を足す白雪。
きっとこいつは男の子だったらズボンとパンツを膝下までずり下げて小便するタイプ。間違いない。
珍しく鞠絵に嫉妬するあにあに。「どす黄土色の嫉妬」って「灰色の脳細胞」につながるものがありますね。
『えの素』チックな作品。



第112話:う妹んだな、これが!(by和久井映美)
フツフツ、フツフツ・・・。白雪の腸内で麦芽が醗酵し、蛋白質を糖質へと変えてゆく。時折、麦芽が焦げる香りが鼻をくすぐる。
ブビュッ!ブビュッ!甘い麦汁が先走る。よし、そろそろ頃合だな。
ザックリ・・・チュプッ。厳選ホップの毬花(全く、不吉な名前だこと!)を白雪の尻に押し込む。
始めは上品な香りのアロマホップ、次にビールに苦味と深みを加えるビターホップ。
キュゥウウンッ(尻穴の締まる音)!おやおや、ビターホップは白雪にはまだ早かったかな。
「♪ホップ〜〜おいしいホップ〜〜〜♪ビール〜〜おいしいビール〜〜〜♪・・・・・姫が・・・作った歌でぃすの。」
としあきの心配は取り越し苦労だったようだ。酵母を白腸に仕込み、室温を8℃に保った蔵に放置する。
一週間後。臨月ビール腹を弛ませ、白雪が悶絶する!
「ぶんたぁ―っ!おケツの仏さんが、しゅわしゅわゆってるでぃすの――っ!!」
グボオォンッ!!ブッシャァアアア!!!白雪山系純ケツ水を使用した特製痔ビールが雨となって大地に降り注ぐ。さらに!
「あえーんっ!!エビオス、出ちゃうでぃすの――っ!!」
グボオォンッ!!ジャラジュラ・・・!!!白腸の奥に溜まった酵母の残りカスが凝縮し、仰天サプリメンツとなって、今、宇宙(そら)へ・・・。
<解説>
元ネタ解説。「♪ホップ〜〜おいしいホップ〜〜〜♪」の下りは
吉田戦車先生の『伝染るんです』一巻のこけしが歌ってた歌「♪パン〜〜おいしいパン〜〜〜♪」より。
「おケツの仏さんが」というのは文太さんの「喉の仏さんがしゅわしゅわ〜」って言ってるCMが元ネタ。
絵師さん、エビオスが出てきたので画像に使わせてもらいました。



第113話:星になる
グボオォンッ!!ブリョッ、ブリョッ、ブリョッ・・・!!H2Aロケットに荒縄で縛り付けられた白雪の肛門から
、燃料を使い果たしたロケットブースターが排出される。ここまでは順調だ。日本の宇宙開発事業の命運を任された白雪。
だが、無事に地球に帰れる保証は無い。無事を祈るばかりのとしあき。「!!」管制塔に戦慄が走る。
もう一基のブースターが白雪の尻に刺さったまま、切り離されないでいるのだ。バカな。このままではロケットが軌道に達しない。恐らくブースターがケツ毛に引っ掛かっているのだろう。あれほど剃っておけと言っておいたのに・・・!だが、実態は違った。
ブースターに燃料が残留していたため、このまま切り離せば地上に甚大な被害が及ぶことになる。
「♪締まれ締まれでぃすのぉ姫の尻穴、もう決して動かないように故障したブースター・・・ふぬおりゃぁあ!!」
キュゥウウウンッ!白腸内の繊毛全てが逆方向を向き、白雪の括約筋が、生まれて初めて異物を中に受け入れる運動をした!
そして・・・ミキッ・ミキッ・・・グバァアアアン!!宇宙に、新たな星が誕生した。
「This is Tanegashima.Shirayuki, do you read me?This is・・・」管制塔に、兄の妹への必死の呼びかけだけが響いていた・・・。
<解説>
久々の宇宙ネタ。アポロ13号生還の感動的なエピソードをモチーフにした作品。
永野のりこ先生の『電波オデッセイ』を読み返したのがきっかけで書いた。
資料としてあさりよしとお先生の『まんがサイエンス』二巻も参考にしてみたり。
ちょうどこれを書いた時、H2Aロケットの打ち上げが失敗していたような・・・。忘れた。
「♪締まれ締まれでぃすのぉ」は 久保田利伸 with ナオミキャンベルの『LA・LA・LA LOVE SONG』の歌詞より。
ナオミキャンベルって今なにしてんだろ?



第114話:蓮一輪 一輪ほどの やるせなさ
泥沼に生える、2本のか細い山ウド。漆黒の水面に、殊更その美憐な白さが際立っている。「ゲボ・・・ガボゴボグボ・・・プシャァアアッ(兄さま、姫、おケツで花をさかせちゃうでぃすの)!」『犬神家の一族』状態で上半身を泥中に突っ込む白雪。尻には2000年前の青泥底層の中から発見された「大賀蓮」の種子が植えられており、既に柄と蕾は水上に顔を出している。蓮が白雪の上半身を介して泥から栄養を吸収し、白雪は水上の蕾を介して尻から呼吸をする。実に理想的な生命環が実現されている。「ろーたすーっ!姫のラヴ、全開でぃすの――っ!!」白雪が尻内の球根を、無限大の愛と慈しみを込めて腸粘膜で包む。すると・・・。 ポンッ。開花。サワ・・・サワ・・・。16枚の花弁が擦れ合い、囁く様な音を立てる。何とも言えぬ甘い香りが辺りに広がる。ハラリ・・・。散華が始まった。2000年の時を超えた一大叙事詩は、1時間足らずで幕を下ろすかに見えた。しかし!「姫の特製蓮の実パフェ、召し上がれでぃすの――っ!!!」グボオォンッ!!ブリョブリョブリョ――!!!果托の穴の一つ一つから黄色い蓮の実と、糞チョコが飛び出す!!2000年の昔、イエス・キリストもこんな蓮の味わい方は思い付かなかっただろう。
<解説>
蓮を題材に扱うということなので、画像選びには最新の注意を払った。なるべくグロくない物を、と。二千年前の人も僕らと同じように綺麗な蓮の花を愛でていただなんて、妙にロマンチックだと思いません?東先生<キユ>



第115話:砂場を猫さんたちから守っちゃうでぃすの☆の巻
「ダメよとしあきちゃん!砂場で遊んじゃあ。バッチイんだから・・・。」子供を砂場から引き離す母親。
昨今、雑菌の媒介となる猫の糞のせいで、子供が砂場で遊ぶという当たり前のことができなくなってきている。
そんな狂った街に降り立った掃除屋・白雪。
「まあ見ていて下さいでぃすの・・・十二暗黒妹流忍法・猫避ペット尻直ひり出しの術〜ッ!!」
グボオォンッ!!ボドンボドンボドン!!1.5l用の極太ペットボトルが、次々と白雪の尻穴から繰り出される。
砂場に転がるペットボトルは太陽の光を乱反射し、ミラーボールのように輝いた。
「フギャー!」思わず飛びのく野良猫たち。さらに!
「きよしぃーっ!白雪の腸汁漬けマタタビピックルス、喰らえでぃすの―っ!!」グボオォンッ!!プリプリプリ――!!青々とした股旅の若実と白雪の腸液酢がブレンドされ、周囲に猫ならずとも魅了される、
官能的な香りが漂う。「フニャ〜」猫共は既に恍惚状態だ。挙句の果てに!
「かめだぁーっ!ホワイトスノウサンド、出ちゃうでぃすの―っ!!」
グボオォンッ!!ドシャドシャドシャ――!!!汚染された砂の上に、新雪のような砂が降る。
猫は砂場に寄り付かなくなったが、子供も以前に増して砂場に近寄らなくなった。
<解説>
目には目を、糞には糞を。問題の根本的な解決になってません。
白雪が「きよしぃーっ!」とか叫んでるのは(股旅→氷川きよし)というわけなんでしょうか。
この解説文を書いた時と本文を書いた時とは時間の開きが大分あるので、作者本人にも一瞬わからなかった。
画像の一番下は映画『砂の器』より。それにしても猫よけペットボトル、見なくなりましたね。
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